リケジョ と おたく

めちゃくちゃ私事ですが、この度大学を卒業しました。(もちろん昨今の状況からして卒業式も謝恩会も中止だよ!!!!!袴着たかった!!!!!!)

昔からフォローしてくださっている方や、お友達の皆さんは、この人出会った時から学生だけどいつまで学生なんだろう…?と思っていた方もいるかと思います。

そうなんです、ずっと学生やってました。

6年間大学に通っていたので人よりちょっとだけ長く、学生やっていました。



度々言ったことがあるので、知っている方もいらっしゃるかもしれないですが、理系の学部で、さらに実習や実験ががっつり入るタイプの学部に通っていました。何度か、理系とおたく、どうやって両立していますか?っていう質問を頂いたことがあるので、ここでわたしの6年間のおたく生活を記録しておこうかな〜って思います。勉強とおたくが両立できていたかは、甚だ怪しい部分もあるけど、とりあえず6年でちゃんと卒業できたので両立できていたっていうことにしますwww



まず最初に、

「リケジョ」というタイトルを使ってしまったので主語がかなり大きくなってしまったのですが、もちろんこれは学部学科によっても、大学によっても全然異なると思うので、あくまでわたし個人の6年間の話ですのでそれを踏まえて読んでもらえるとうれしいです。




最初に基本情報として

・関東近郊一人暮らし

・バイトは基本週2回

・サークルは週2回

定期テストは毎回約10科目

・1〜3年の頃は必修科目+実験でほぼ毎日1〜5限

・4年からは授業+研究室

・5年は半年以上現場実習

・6年は就活+国家試験の勉強






・1〜3年のとき

基本毎日授業、実験、バイト、そしてサークルがあって本当に忙しかった!!!

多分この時期が一番忙しかった。サークルが週二回、さらに土日はサークルの人たちと遊ぶ?予定が入るのと、自分たちの代のときには役職的なこともやっていたので、サークルは休めないし、行事も絶対参加、それで行けなかった現場もたくさんある…ていうかこの頃はそんなにおたくできてないね…なので何よりもおたくがしたい!っていう人はサークルは入らないか、めっちゃ緩く幽霊部員としてやることをオススメします…わたしのようにガッツリやってしまうと物理的に不可能な日程がたくさん出てくる。

あと多分理系とか医療系の特徴としては必修科目が恐ろしく多いっていうのがあるから、低学年の時って時間割を組むっていう発想がなくて、ほぼ必修で埋まってたし、自由に選択できる科目なんてほぼなかったなっていう印象。だから組み方によって全休が作れる!とかはない、6年間で一度も公式な全休はなかった(自主全休ならいくらでも作れます)



・4〜6年のとき

授業が減って、研究室にいることの方が多かった。

実習期間は何をどうしても平日休めなかったので、もう大人しく我慢するしか道はなかったですね…

あと研究室はコアタイムっていうのがあって、基本的に平日◯時〜◯時の間は研究室にいなきゃいけないっていうルールがあったんだけど、わたしの研究室は鬼緩かったので、あんまり守ってなかった。コアタイムにいなくてもいいけど、実験結果はちゃんと出してねっていう方針だったので、ゼミの研究発表や論文紹介さえちゃんとしていれば、時間を自由に使えてむしろおたくにとっては好都合でした。

例えばだけど、2018.19の夏は狂ったようにサマステに行っていたので、実験→夜公演→学校戻って夜中実験→昼公演とかしてた。教授と全然顔合わせなかったけど、まとめてデータ提出すればオッケーだったので、何も言われません。遠征とかで数日いないときは同期に細胞のお世話を頼んだり、その細胞は諦めたり(コラ)してたし、周りが優しくて助けられてた部分も多いです!まあでもあまりに研究室行ってなさすぎて3年間で何度も教授に生存確認された……

わたしは縛りが多い授業よりも、研究室のほうがよっぽど自由がきいて良かったけど、これもかなり研究室によるところが大きいので、研究室配属されてからもおたくがしたい!という人はそこら辺をよく見極めて研究室選びをするといいかも。




・平日現場はどうするの?

普通の座学ならわたしはサボりまくってました(良い子は真似しないでね!!!!!!!!!!!!!!!!)学生証を友人に預けてカードリーダー通してもらうか、自分でリーダー通してから授業は出ずに帰るとか。

で、座学ならいいんだけど、困るのが実験。実験ってスケジュールが出るのが直前な上に、終わる時間もわからない。現場なんて到底入れられません。

でも何をどうしても行きたい現場の時は、実験サボりました。でもほんとこれはまじでやめた方がいいと思います。後々めんどくさいことになる。し、周りにドン引きされた。実験休む人初めてみた!って言われた。わたしも見たことない。でもまあ、わたしは現場だけじゃなくて旅行とかでも結構ギリギリ攻めてたからまあイケるなって判断したけど、おそらく絶対やらない方がいいです。



・アルバイト

バイトは基本的に週2〜3回くらいしてました。平日1〜2回と、土日どちらか。でも現場が入ってくると土日は入れないので週一になる。なんで平日そんなに入れないかと言うと、まず低学年の時は1限から5限まで授業がつまっていることが多くて、5限が終わるのが6時だったのでそれからバイトに行くとなると7時入りになって、あまりシフト入れてもらえない。あとは実験が入っていると、何時に終わるかわからないものが多いので、バイトのような時間を守らなきゃいけない予定はなかなかいれづらいです。実験はめちゃめちゃ上手くいって3時くらいに解放されるものもあれば、ひたすら失敗して8時、9時コースになるものもあります。実験は理系学生の宿命なので仕方ないですね……

そんなこんなでアルバイトはあまり入れなかったです。それでも派遣だったり、時間がある時にがっつり稼いでいる人もいたのでこれは本人のやる気次第でなんとかなると思う…わたしは労働意欲が恐ろしく低かったのであまりバイトを入れられなかった…



・おたくルール

基本的にわたしはまったくもって自制心がないので、誘惑に負けまくりだったんですけど、おたくをするにあたって、一つだけルールを決めていました。

それが

『テスト期間は絶対に現場には行かない』

です。


これねえ、1年の最初のテストでやらかしたんですよ……

忘れもしない、たまアリの地獄のセクシーコン…

その日テストあったんだけど、途中退室すれば間に合うな…と思ってテスト期間のピリピリした教室にうちわを忍ばせた大きなバックを持って登校し、テストを受け、途中退室可能時間になったら一目散に飛び出してたまアリに向かいました。地獄のセクシーだっだけど、400レベルに登場したきしあらは間違いなく天使だった、行ってよかったです。

まあテスト期間、なのでその日のテストだけでなく、もちろん次の日からもテストが詰まっていて、途中退室した科目はもちろん、次の日の科目も落とし、再履修となりました。

この失敗を生かし、2年生からはテスト期間はどんなに行きたい現場でも我慢するようにしてました。なので夏のEX、7月の公演は行ったことないです。テストが8月頭まであったので。

だから基本的にはこのルールは絶対守ってた。6年の最後の方は1年の時痛い目見たのを忘れてちょっとギリギリまで現場行きすぎて、卒業がかかった試験落として本当に崖っぷち、死にかけたけど……なのでほんとテスト前は我慢する、これ大事!




こうして振り返ると割とひどい学生だったなあ、と思います。

かなり危ない単位もあったし、何日も徹夜して書いたレポートもあったし、同じ学科の学生の中ではかなり遊び呆けた方だったとは思うけど、何回か学会も出たし、それで賞を頂いたこともあったし、なにより無事ストレートで卒業し、ちゃんと就職もできたから、こんなおたくとリケジョの両立もできるんだ〜くらいに思ってもらえたらうれしいです!